生 産 振 興 課


 生産振興事業は管内農業経営の生産基盤を強化し農業経営の安定を図ることを目的として農業経営資源のパワーアップに貢献できる多くの業務を行っています。
 最大の経営資源である乳牛について、個体識別と家畜登録業務によって身元(Identity)を定め、乳牛の生涯に関わって健康でその能力が十分に発揮されるよう乳牛個体ごとの情報を蓄積・加工し各経営体や指導機関に還元しています。
 酪農経営の向上には乳牛が健康で産乳能力が高いことを求められており、乳牛検定によってその実績を確認し改善の指針を得ることが可能であり、検定成績の活用を強く勧めています。
 酪農経営の生命線でもある人工授精業務について、受胎率の向上は恒久的な課題ですが、授精技術の錬磨受精卵移植による改良速度の進展、繁殖成績向上のための総合的な改善方策の検討・普及等多くの事柄を関係機関と連携をとり成果向上に努めています。
 乳牛改良は酪農界全体で進めていく必要があり、育種の方向を定める後代検定事業の推進も重要なとりくみとなっています。
 このように生産振興業務は、他面的に乳牛に深く関わり、乳牛各個体から牛群成績、繁殖成績の状況、種雄牛の成績、ホルスタイン全体の成績等を酪農経営に活用し経営力の強化のためのサポートを行っています。
 又、酪農は、土、草、牛、人の経営資源で成り立つことから、生産振興事業においても土、草、人にもアプローチして経営に寄与できる事業展開を目指してプロジェクトをすすめています。